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消費者金融とは?気になるその概要やメリットデメリットを解説!

Vol.19
消費者金融とは?気になるその概要や
メリットデメリットを解説!

消費者金融とは?

消費者金融とはどのような業者を指して言うか具体的にご存知でしょうか。なんとなく大手消費者金融の会社名を聞いたことはあるものの、具体的なサービス内容まで理解されている方は少ないのではないでしょうか。

「消費者金融を利用したいけど、どのようなものか分からないから不安……」という方もいらっしゃるでしょう。消費者金融業者の概要について詳しく解説します。

  • 消費者金融業者って何?

    消費者金融業者とは、融資を一般の個人に向けて行っている貸金業者のことです。消費者金融業者は「貸金業法」という法律に基づいて融資を行っており、借りすぎや多重債務が起こらないように注意しながら業務を行っています。従って、法外な金利で貸し付けたり、過酷な取り立てをしたりすることはありません。また、多くの消費者金融業者は、自動契約機の設置など、カードローンに特化したサービスを提供しています。

消費者金融・銀行系・信販系
カードローンの違いとは?

消費者金融と銀行系や信販系のカードローンがどのように違うのかを疑問に思う方は少なくないでしょう。これらはよく似ていますが、サービス提供元の違いによってそれぞれ特徴が異なっています。カードローンを利用する前にそれぞれの違いを把握しておくと良いでしょう。以下では、その特徴について詳しく解説していきます。

  • 消費者金融のカードローン

    消費者金融のカードローンとは、消費者金融業者によって提供されているカードローンです。
    上記でも記載したように、消費者金融業者は貸金業者に該当するため、「貸金業法」の規制を受けます。そのため、 消費者金融業者からお金を借りる場合には総量規制という制限が課され、この規制によって、借り入れが行える金額は年収の3分の1までとなります。

    また、消費者金融のカードローンは融資までのスピードが早いことが特徴です。このことから、すぐに現金を必要とされる方などには適したサービスと言えます。しかし、金利に関してはその他のカードローンと比較して高めとなっている場合が多いことも特徴の一つです。

  • 銀行系のカードローン

    銀行系のカードローンとは、銀行や信用金庫によって提供されているカードローンです。
    銀行系のカードローンは貸金業法の規制を受けず、総量規制の対象にならないのが大きな特徴です。総量規制により、貸金業者からの融資が制限されてからは、この銀行系のカードローンが融資残高を大きく伸ばしています。

    借り入れが行える金額は銀行によってそれぞれです。例えば、年収のうち3分の1まで借り入れが行えるところもあれば、2分の1までとなっている場合もあります。金利はその他のカードローンと比較して低めに設定されているケースが多いですが、消費者金融のカードローンと異なり、融資が受けられるまでに日数がかかってしまうケースもあります。銀行という安心感のもとで借り入れを行いたい方に適したサービスと言えるでしょう。

  • 信販系のカードローン

    信販系のカードローンとは、信販会社やクレジットカード会社によって提供されているカードローンです。
    信販系のカードローンでは消費者金融のカードローンと同じく貸金業法の適用を受けるため、総量規制の対象となります。しかし、金利に関しては消費者金融よりも低く設定されていることが多く、銀行系のカードローンに近い金利であることが多いです。

消費者金融のメリット・デメリット

消費者金融で借り入れを行う際にはメリット・デメリットの両方をおさえておくことが大切です。良い点ばかりに目をむけてサービスを利用すると、後々の後悔につながる事も少なくありません。

実際にカードローンを利用する際には、あらかじめそのサービスについてリサーチしておくことが大切でしょう。以下ではそれぞれについて具体的に解説していきます。これから消費者金融のカードローンを利用されるかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

  • 消費者金融のカードローン メリット・デメリット

    1. メリット1
      借り入れまでのスピードが早い

      消費者金融のカードローンは借り入れまでの時間をあまり要しない事がメリットの一つでしょう。カードローンの条件や利用する会社にもよりますが、その日のうちや翌日中にお金を用意できる場合もあります。

      そのため、スピード感を持ってサービスを利用したいという方には適していると言えるでしょう。ただし、あくまでも利用条件や会社によってサービス概要はさまざまですので、あらかじめよく確認しておくことが大切です。

    2. メリット2
      返済の自由度が高い

      銀行系や信販系のカードローンは、指定された返済日しか選択することができないケースが多いです。一方で、消費者金融のカードローンは返済日の候補日が多く、返済方法も多彩なため、自分の都合に合わせて返済をすることができます。

    1. デメリット1
      金利が高めの設定

      消費者金融のカードローンは審査スピードが早い一方で、金利が高めに設定されているケースが多いです。
      例えば、消費者金融の上限金利は年率で18%(※)となっているケースが多いですが、銀行のカードローンは年率でおおよそ15%(※)を下回る設定になっています。
      各会社ごとの金利をチェックしながら、じっくり検討することが求められます。

      ※2021年2月時点の年率

    2. デメリット2
      総量規制の対象

      消費者金融のカードローンには、総量規制が適用されます。総量規制とは年収の3分の1までしか借り入れを行うことができないよう制限するための規制です。この条件を満たしていない場合、借り入れの申し込みをしても審査で落とされることになります。そのため、いくら消費者金融のカードローンを利用したいとしても、総量規制によって利用できない場合もあるのです。このような点も、消費者金融のデメリットと言えるでしょう。

消費者金融から借り入れを行う流れとは?

消費者金融から借り入れを受ける際には、具体的に次のような流れになります。

    1. STEP1
      オンライン上で申し込み、
      または店頭窓口や郵送で書類を提出
    2. STEP2
      審査
    3. STEP3
      契約手続きを行う
    4. STEP4
      借り入れを行う

    上記のような流れで借り入れを受けることができます。
    消費者金融の審査は比較的時間が掛からない場合が多く、短い場合には数十分ほどで終了することもあります。ただし、申し込みを行う場合には、本人確認書類や収入証明書類等が必要になるため注意が必要です。

消費者金融を利用する際の注意点とは?

消費者金融を利用する場合には、計画的に利用するよう注意しなければなりません。消費者金融では、銀行系や信販系のカードローンと比較しても金利が高く設定されていることが多いです。高い年利を支払い続けないためにも、しっかりと返済計画を立てることが大切でしょう。

また、返済が遅れることで信用情報機関(※)などに延滞した事実が記録されることとなります。返済が遅れないように気をつける必要があります。消費者金融を利用する場合には、これらのことに注意しましょう。

  • 信用情報機関とは、現在、株式会社日本信用情報機構(JICC)と株式会社シー・アイ・シー(CIC)の2社が指定を受け、信用情報(個人の属性・契約内容・支払状況など)の管理をしています。

まとめ

消費者金融は、現在では厳格な法規制のもとサービスを提供しており、安心して利用することができます。しかし、利用する際には返済に遅れないように注意することや、メリット・デメリットの両方をしっかり理解した上で利用することが大切と言えます。

あらかじめ、利用しようとしている消費者金融についてよく調べるようにしましょう。その上で、上記に記載したことをしっかりとおさえ、利用するかどうかを判断することが大切です。

中島 翔

中島 翔

保有資格
証券アナリスト
FP2級
主なキャリア
「学生時代にFX、先物、オプションを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後銀行では富裕層向けの資産運用コンサルタントとして従事。あおぞら銀行でMBS投資業務を経験し三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワード、オプショントレーダー、Coincheckでの仮想通貨トレーディングとトレーダーを経験し、その後NYブロックチェーン関連のVCに所属。